栃ノ心は準優勝「残念でした」 2度目の優勝逃すも13勝に笑顔「うれしい」

[ 2018年5月27日 18:00 ]

大相撲夏場所 千秋楽 ( 2018年5月27日    両国国技館 )

<大相撲夏場所千秋楽>勢(右)を寄り切る栃ノ心(撮影・三島 英忠)
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 大相撲夏場所千秋楽は27日、両国国技館で行われ、結びの一番で横綱・鶴竜が白鵬を下して14勝目。自身初となる2場所連続5度目の幕内優勝を果たした。

 13勝の活躍で3度目の技能賞と6度目の敢闘賞を受賞した栃ノ心は「うれしいです。良かったです」と笑顔。「今場所、大関になる話があったのでしっかり頑張ろうと思っていた。13勝できて良かった」と喜んだ。

 一方で13日目で敗れるまで優勝争いの単独首位に立っていたことについては「12連勝したときに優勝できるかなと思いましたけど、残念でした。できませんでした」と苦笑い。「勝たないといけないという考え方ではなくて1日1番の気持ちでやりました」と躍進の場所を振り返った。

 13日目に痛めた手首については「大丈夫ですよ」と即答。大関への昇進は確実とみられるが「うれしいです。やることは変わらないので、稽古に精進して頑張ります」と最後まで笑顔だった。

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2018年5月27日のニュース