7年前に射殺されたNBA選手の元妻が殺人罪で起訴される 葬儀で号泣も…衝撃の結末

[ 2017年12月17日 11:13 ]

葬儀に参列して泣き崩れていたシャーラ・ライト容疑者(AP)
Photo By AP

 2010年7月28日にテネシー州メンフィス郊外で射殺体となって発見されたNBA元グリズリーズのローレンゼン・ライト氏(享年34)が殺害された事件で、同選手の元妻で葬儀にも参列していたシャーラ・ライト容疑者(46)が第一級殺人罪で起訴された。同警察が16日に発表。7年にわたって“謎の事件”とされていた一件は意外な人物の逮捕で幕を閉じることになった。

 AP通信によれば、事件解決のきっかけになったのは共犯と見られるビリー・R・ターナー容疑者が今月5日に逮捕されたこと。メンフィスから東に120キロ離れたミシシッピ州ウォルナットにある湖の近くで犯行に使ったものと見られる銃が発見されて一気に捜査が進展した。同警察のマイケル・ローリングス捜査官によれば、シャーラ・ライトとターナー両容疑者は知り合いだったとされており、犯行直前に2人で銃を購入。さらに別の共犯者を抱き込んだ可能性があり、当局では目下、3人目の容疑者の行方を追っているという。

 シャーラ・ライト容疑者の事件後の証言によれば、ローレンゼン・ライト氏は2010年7月18日、テネシー州コリアービルにある同容疑者の自宅から金銭と薬物を持ち出して車で出発。その際、もう1人が乗車していたと語っていた。

 翌日(7月19日)にはローレンゼン・ライト氏本人の携帯電話から警察に電話がかかってきたが、銃声が聞こえたあとに不通となっていたことが判明。警察署では管轄内なのか管轄外なのかの判断がつかず、捜査を見送っていた。

 22日にはローレンゼン・ライト氏の母親から捜索願いが出され、28日になってメンフィス郊外の森の中で頭部、胸、腕を撃たれたライトの遺体が発見されたものの捜査は難航。メンフィス警察では「最優先の未解決事件」として7年にわたって捜査を継続していた。

 同年8月4日に営まれたローレンゼン・ライト氏の葬儀にはシャーラ・ライト容疑者も参列して号泣。NBAの元スター選手で同じメンフィス大出身でもあったペニー・ハーダウェイ氏(46=元マジックほか)も弔問にかけつけていた。

 シャーラ・ライト容疑者は100万ドルの保険金を手にしたが、2014年、裁判所との調停でそれを6人の子どもの養育費に充てることで合意。一方、捜査はその後も続けられ、事件から7年4カ月の歳月を経て、ついに解決へと向かった。

 2メートル11のフォワード兼センターだったローレンゼン・ライト氏はメンフィス大から1996年のドラフト全体7番目にクリッパーズに指名されてNBA入り。ホークス、グリズリーズ、キングス、キャバリアーズなど計5球団で778試合に出場(先発447試合)して平均8・4得点、6・4リバウンドをマーク。全盛期だったグリズリーズ時代には3度、プレーオフにも進出して活躍した。

続きを表示

この記事のフォト

「羽生結弦」特集記事

「箱根駅伝(東京箱根間往復大学駅伝)」特集記事

2017年12月17日のニュース