重友 世界選手権名乗り!日本勢トップの3位「落ち着いて走れた」

[ 2015年1月26日 05:30 ]

<大阪国際女子マラソン>大阪城をバックにし烈なトップ争いを繰り広げる重友(右)とガメラ

大阪国際女子マラソン

(1月25日 ヤンマースタジアム長居発着)
 復活ランで大舞台へ名乗りを上げた。今夏の世界選手権(中国・北京)代表選考会を兼ねて行われ、12年ロンドン五輪代表の重友梨佐(27=天満屋)が2時間26分39秒で日本人トップの3位。昨年の同大会で2時間58分45秒の64位に沈むなど絶不調の時期を乗り越え、代表入りへアピールした。タチアナ・ガメラ(31=ウクライナ)が2時間22分9秒の自己ベストで3連覇を達成した。

 満足に走れないつらさを知っているから、どんなに苦しくても粘った。22キロすぎにガメラに離された重友だが、自己2番目の2時間26分39秒の3位でフィニッシュ。両手を広げて笑みを浮かべた27歳は、「苦しい時に落ち着いて走れたのが良かった。弱いところを振り払いたいと思っていた」と汗を拭った。

 12年の大阪国際を2時間23分23秒で制し、ロンドン五輪代表に。だが、大舞台で79位に沈むと、昨年の大阪国際は2時間58分45秒で64位。周囲が引退を覚悟するほどの苦境を、泉有花マネジャー(30)の支えで乗り越えた。昨夏、2人だけで約2週間、北海道で合宿。食事や温泉などほぼ全ての時間を一緒に過ごした。天満屋の現主将の重友は前主将の泉マネジャーに弱い部分をさらけ出し、対話を重ねることで前を向く。武冨総監督は「夏の合宿で、一人で抱え込んでいたのが取り払われた」と説明した。

 秋以降、重友は股関節や太腿などうまく使えなかった部分を意識してトレーニング。過去2度、明暗が交錯した大阪で復活し、世界選手権代表入りをアピールした。「これをきっかけに世界の舞台に立てれば経験を生かした走りをしたい」。自信を取り戻したエース候補が大舞台を照準に定めた。

 ▽成績 (1)タチアナ・ガメラ(ウクライナ)2時間22分9秒(2)プロコプツカ(ラトビア)2時間24分7秒(3)重友梨佐(天満屋)2時間26分39秒(4)渡辺裕子(エディオン)2時間28分36秒(5)城戸智恵子(キヤノンAC九州)2時間29分8秒(6)新宅里香(しまむら)2時間29分27秒(7)小崎まり(ノーリツ)2時間29分56秒(8)奥野有紀子(京産大)2時間32分41秒(9)森祥子(大塚製薬)2時間34分28秒(10)下山かなえ(ノーリツ)2時間35分26秒

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