錦織 スペイン勢は好相性!フェレール戦はセンターコートで開催

[ 2015年1月26日 05:30 ]

練習を終え、ファンにサインする錦織

全豪オープンテニス第7日

(1月25日 オーストラリア・メルボルンパーク)
 マタドールKEIが8強を決める。男子シングルスで第5シードの錦織圭(25=日清食品)は26日、日本時間の正午以降に4回戦に登場する。対戦する第9シードのダビド・フェレール(32=スペイン)には昨年4戦全勝と好相性。スペイン勢も得意としており、今大会初めてとなるセンターコートでの試合で3年ぶりのベスト8を狙う。第3シードのラファエル・ナダル(28=スペイン)は、ケビン・アンダーソン(28=南アフリカ)にストレート勝ちして準々決勝に駒を進めた。

 ジョンソン戦の疲れも見せずに錦織は黙々とボールを打ち込んだ。右へ、左へと細かくステップを刻みながらストロークを確認。王国スペインのNo・2との決戦はセンターコートの第3試合に決まった。今大会初めて記者席への入場も制限されることになり、各国メディアの注目も高い4回戦屈指の好カードとなった。

 現在スペインは世界ランキング100位以内に12人を送り込んでいるテニス強国だ。国別ではフランスの9人を上回る最多人数。だが、現在のテニス界を牛耳るスペイン勢を錦織はむしろ得意としている。

 クレーコートを得意とするスペイン勢は、長くラリーを続けるタイプが多い。ラリーの中でプレーを組み立て、リズムをつかんでいくのは錦織も同じ。昨季以降は対スペイン勢に12戦して10勝2敗。2敗はいずれもナダルに惜敗したもので相性はいい。

 その中でもフェレールは昨年だけで4度顔を合わせ、ツアーで最も対戦経験の多い選手となっている。どんなボールも猛牛のごとく追いまくる力戦奮闘型。3回戦のシモン戦では足の爪を割って流血しながらも、試合が終わるまでそのことに気づかなかったガッツマン。32歳となっても衰えない気迫とスタミナは警戒が必要だが、歓迎すべき点もある。

 「まだ100%ではない」と言う錦織は、ここまで試合序盤の出遅れが目立っていた。第5シードの重圧もあるだろうが、相手のプレーが単発でストロークのリズムをつかめなかったことも一因だ。フェレールなら必然的に長いラリーになる。

 「ストロークは自然と良くなってくるだろうし、自分のテニスがよくなりやすい相手」。マタドールのようにひらりひらりと球を打ち分け、相手がスキを見せたところで鋭い強打を突き刺す。序盤から錦織らしいプレーが全開となれば、ベスト8への道はおのずと見えてくる。

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