カド番の豪栄道 崖っぷちから3連勝で大関残留!

[ 2015年1月26日 05:30 ]

<初場所千秋楽>琴奨菊(右)を寄り倒しで破る豪栄道

大相撲初場所千秋楽

(1月25日 両国国技館)
 カド番の豪栄道は絶体絶命の状況から3連勝で大関残留を決めた。「今はホッとしています」。笑みはない。緊張から解放されて安どをにじませた。

 7勝7敗で臨んだ千秋楽は11日目にカド番脱出した琴奨菊との対戦。昨年名古屋場所千秋楽ではこの相手に勝ち、大関昇進を決めた因縁もある。立ち合いすぐに左差し。右おっつけで相手得意の左差しを許さず、一気に出て寄り倒し。「完璧な内容じゃないけど、気持ちに迷いはなかった」。12日目に7敗目を喫してから眠れない夜もあった。布団の中で「弱気になるな!」と自らに言い聞かせた。

 協会幹部からは一層の精進を求める声が相次ぐ。北の湖理事長(元横綱)が「(8勝が)大関の責任ではない。今回で前半戦の大事さがわかったはず」と取りこぼしをなくすよう求めれば、審判部の伊勢ケ浜部長(元横綱・旭富士)も「やっと8勝では情けない。体をつくり、自分の形を身につけないといけない」と指摘。本人も自覚は十分だ。次の春場所は初めて大関として地元大阪に凱旋する。「いい相撲を取って喜んでもらいたい」と力を込めた。

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