赤羽 ロンドン・マラソン3位も世界選手権出場ならず

[ 2013年4月22日 06:00 ]

2時間24分43秒で3位に入った赤羽有紀子

 ロンドン・マラソンは21日、ロンドン市街のコースで行われ、8月の世界選手権(モスクワ)代表の最終選考レースとなった女子日本勢は赤羽有紀子(33=ホクレン)が2時間24分43秒で3位に入った。日本陸連の派遣設定記録2時間23分59秒に届かず、3度目の世界選手権出場は逃した。昨年のロンドン五輪銀メダルのプリスカ・ジェプトゥー(ケニア)が2時間20分15秒で初優勝。渋井陽子(三井住友海上)は2時間37分35秒で17位に終わった。

 赤羽は世界選手権の選考対象となる2時間23分台に届かず「微妙な感じですね。3位はうれしいけど、タイムが」と苦笑いを浮かべた。17キロすぎには一時先頭に立った。しかし夫の周平コーチによると「先頭に立って消耗したと言っていた」と予定外の展開だった様子。中間点をすぎて先頭集団から離されながら懸命に粘ったが、30キロからの5キロは17分36秒に落ちた。ロンドンは3度目の挑戦。故障続きだった昨年の反省から肉体を強化し、手応えを得て臨んだが、悔しさの残る結果に終わった。

 ≪米連続爆破テロ犠牲者に黙とう≫米ボストン・マラソンでの連続爆破テロを受け、警備が強化される中で行われたロンドン・マラソンでは、市民ランナーを含む参加者らはスタート前、約30秒間黙とう。多くの参加者が主催者から配られた黒いリボンをウエアにつけ、テロ犠牲者らに追悼の意を表した。英当局は昨年よりも警備の警官を4割増やすなど態勢を強化。コース周辺で警官が厳しい表情で目を光らせた。4年前にボストン・マラソンに参加したというチリのエンジニア、ホルヘ・レゲスさん(41)は「ボストン・マラソンは素晴らしい大会。今日は犠牲者への思いを胸に走れたら」と力を込めた。

 ▽男子 (1)ツェガエ・ケベデ(エチオピア)2時間6分4秒(2)E・ムタイ(ケニア)2時間6分34秒(3)アブシェロ(エチオピア)2時間6分57秒 

 ▽女子 (1)プリスカ・ジェプトゥー(ケニア)2時間20分15秒(2)E・キプラガト(ケニア)2時間21分32秒(3)赤羽有紀子(ホクレン)2時間24分43秒(7)伊藤舞(大塚製薬)2時間28分37秒(12)中里麗美(ダイハツ)2時間33分24秒(14)堀江知佳(ユニバーサルエンターテインメント)2時間35分30秒(17)渋井陽子(三井住友海上)2時間37分35秒 

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