佐伯 ヘルニア手術から復活!5カ月ぶり通算6勝目

[ 2013年4月22日 06:00 ]

優勝カップを手に、くまモンと笑顔の佐伯三貴

女子ゴルフツアーKKT杯バンテリンレディース最終日

(4月21日 熊本県菊池郡 熊本空港カントリークラブ=6455ヤード、パー72)
 首位で出た佐伯三貴(28=日立アプライアンス)が6バーディー、5ボギーの71で回り、通算4アンダーの212で昨年11月以来となるツアー通算6勝目を挙げた。昨年12月に首のヘルニアの手術を受け、一度は選手生命の危機にも立たされた。その逆境からはい上がり、涙の優勝を飾った。

 優勝が決まると、冷静だった佐伯の表情が一気に崩れた。跳ね上がって喜び、目には大粒の涙。「(優勝を決めるパットが)入った瞬間は、何とも言えないというか、うれしかった」と声を詰まらせた。昨年12月に首のヘルニアを手術。ろくに動かすこともできない激痛に見舞われた。「ゴルフができなくなると思った」と正直に打ち明ける。練習も不十分。それでも「勝ってから言おう」と言い訳はしなかった。さまざまな葛藤を乗り越えての優勝は格別なものとなった。

 首位スタートの前半はボギー先行で、順位を一時落とした。ただ「追いかける方が好き」と気落ちせず11、12番を連続バーディー。そして「勝ちにつながった」と振り返るのは17番だ。バンカーから3メートルに寄せ、会心のバーディー。先にプレーを終えた笠と3アンダーで並んで迎えた最終18番でも、3打目をピン1メートルにつけてのバーディーで勝負を決めた。

 ツアー屈指の実力者は最後に「若手に勢いある中で“わたしもいるんだぞ”とアピールしたい」。自力で決着をつける技術と精神力。若手にとっても、学ぶべきものが多い快勝だった。

続きを表示

「渋野日向子」特集記事

「ラグビーワールドカップ2019日本大会」特集記事

2013年4月22日のニュース