最後は手が震えた…混戦制した藤田「予想外な優勝が転がり込んだ」

[ 2012年9月16日 18:44 ]

通算16アンダーで優勝した藤田寛之

男子ゴルフツアー ANAオープン最終日

(9月16日 北海道北広島市 札幌ゴルフ倶楽部輪厚コース=7063ヤード、パー72)
 藤田、池田、金亨成が通算16アンダーで並んで迎えた最終ホール。ライバルたちがスコアを落とす中、藤田は2パットで勝利が決まる状態で18番のグリーンを迎えた。手が震えるほど緊張したという10メートルほどのパットを30センチに寄せ、キャディーに「これを入れれば優勝だよな」と確認。無事に沈めて優勝を決めると「プレーオフに残れれば、と思っていた。予想外な優勝が転がり込んできた印象」と振り返った。

 17番(パー5)第2打は、尾崎将司と優勝を争った2002年大会で失敗してボギーとした林越えに再度挑戦し、パーにつなげた。「10年で成長した、というのを感じられたかな」と照れたように笑った。

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2012年9月16日のニュース