美香、スコア二つ伸ばし3アンダー、藍は1アンダー

[ 2012年9月16日 00:51 ]

第2ラウンド、18番でバーディーを奪った宮里美香

 女子ゴルフの全英リコー女子オープンは15日、英国ホイレークのロイヤル・リバプールGC(6660ヤード、パー72)で前日に強風のため持ち越しとなった第2ラウンドを行い、宮里美香は4バーディー、2ボギーの70で回り、通算3アンダーの141と伸ばした。宮里藍は2バーディー、2ボギーの72にまとめ通算1アンダーで終えた。

 競技を終えた中では前週の米ツアーを制した申ジエ(韓国)が64をマークし、通算9アンダーの135で首位。

 一ノ瀬優希は72で終えて通算イーブンパー。原江里菜は73で回り通算4オーバー、若林舞衣子は77で6オーバー、木戸愛は75で7オーバーに後退した。73の上田桃子は9オーバー、83の大江香織は13オーバー、82の上野藍子は20オーバーで予選通過が絶望的となった。

 決勝ラウンドは16日に50位までの選手で36ホールを行う。

 ▽宮里美香の話 パンチショット、コントロールショットにすごく自信が持てている。米ツアーでの1勝はすごく大きい。前半はよく耐えたと思う。ファーストパット(1打目のパット)を打ち過ぎてしまったけれど、返しを入れられたことが大きかった。

 ▽宮里藍の話 2番で早くバーディーが取れた。いいリズムでチャンスにつけることもできたし、トータルでいいラウンドだった。パー5で思うようなコースマネジメントができなかったのが、あと一つ、二つ伸ばせなかった要因。

 ▽上野藍子の話 出だしは良かったのに後半は駄目だった。悪いプレーじゃなかったのに、技術不足を感じた。帰国してすぐにステップアップツアーに出場する。できたらまた(全英に)挑戦したい。

 ▽原江里菜の話 後半は風がなくて、ないときに回っていないので(クラブの)番手が分からなかった。日本ではスイングばかり意識するが、ここではスイングがよくても結果が悪いこともある。違う環境の中でやって、すごくいい経験になった。

 ▽大江香織の話 できるなら、試合自体をやり直したい。何一ついいところがなくて最悪。ショットが曲がりまくった。

 ▽上田桃子の話 スイングの調整がうまくできて、きょうは、ショットは良かったけれど、グリーンのスピードが合わず、出だしで2度3パットしたのが痛かった。風も弱いのにオーバーパーにしてしまった。すごく楽しみにしていた全英だったので残念。(共同)

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