美香3アンダー!難コース耐え抜き、好位置をキープ 

[ 2012年9月16日 06:00 ]

第2ラウンド、18番でバーディーを奪った宮里美香

USLPGAツアー 全英リコー女子オープン第3日

(9月15日 英国ホイレーク ロイヤル・リバプールGC=6660ヤード、パー72)
 仕切り直しのラウンドで宮里美香(22=NTTぷらら)が好位置をキープした。強風で持ち越しとなった第2ラウンドが行われ、1打差の3位から出た宮里美は4バーディー、2ボギーの70でまとめ、通算3アンダーと伸ばした。同じく3位から出た宮里藍(27=サントリー)は2バーディー、2ボギーの72で回り、通算1アンダー。一ノ瀬優希(23=加賀電子)は2バーディー、2ボギーのパープレーで通算イーブンパーにつけ、申ジエ(24=韓国)が1イーグル、6バーディーの64をマークし通算9アンダーで首位を走っている。

 メジャー初制覇のチャンスを再びたぐり寄せた。残すは1日36ホールの最終日だけ。「まだ分からない。折り返し地点なので」。宮里美は好プレーの安ど感に浸ることなく、そう言って表情を引き締めた。

 インスタートの前半は必死にパーで耐え続け、18番パー5で初バーディーを奪った。「あそこからいい攻めができるようになった」と首位に並んで後半へ。強い向かい風が吹く1番パー4でも、残り200ヤードから3Wでピン奥80センチにつけて連続バーディーとした。

 さらに5番パー5では起死回生のスーパーショットも飛び出した。2打目がポットバンカーにつかまり、3打目はフェアウエーに脱出しただけ。キャディーとも「寄せワンのパーでいこう」と話していたが、残り55ヤードからのショットが直接カップイン。想定外のバーディーに思わず右手を突き上げた。

 開幕前にはIMGアカデミーのメンタルコーチのクリスチャン・スミス氏に電話で連絡を取った。コースの印象を「難しい」と言ったら、「それはネガティブな考えでしょう。コースをリスペクトしよう。怖がってはいけない」とアドバイスをもらった。ラウンド取り消しとなった前日とは打って変わり、終盤は青空が広がって風も穏やかになった。どの選手も「難しい」と口をそろえるコースで2日連続のアンダーパー。不要な恐怖心と先入観を取り払い、「コースをどう攻略するか」に没頭した結果だった。

 宮里美は昨年の全米女子オープンでも組み替えなしの36ホールを経験している。その時は第3ラウンドで失速して5位。「あの時は最終組で緊張感やプレッシャーがあった。36ホールは本当に厳しいけど、いろいろ経験してきたら緊張することはないと思う」。初優勝で得た自信、これまでの経験を結集して今季最後のメジャーにぶつける。

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