今季自己最高マーク!高橋が首位発進 小塚は出遅れ6位

[ 2011年2月18日 16:49 ]

男子SPで首位に立った高橋大輔

 フィギュアスケートの四大陸選手権第2日は18日、台北で行われ、男子ショートプログラム(SP)は3月の世界選手権で2連覇を狙う高橋大輔(関大大学院)が今季自己最高の83・49点をマークしてトップに立った。

 ジェレミー・アボット(米国)が76・73点で2位につけ、16歳の羽生結弦(宮城・東北高)が76・43点で3位。全日本選手権王者の小塚崇彦(トヨタ自動車)はジャンプのミスが重なって66・25点の6位と出遅れた。

 ペアはホウ清、トウ健組(中国)が合計199・45点で圧勝し、高橋成美(木下工務店ク東京)マービン・トラン(カナダ)組はSPから順位を一つ上げ、合計152・63点で7位だった。

 19日は男子フリーと、浅田真央(中京大)安藤美姫(トヨタ自動車)らが登場する女子SPを行う。

 ▼高橋大輔の話 シーズンで初めてSPでミスのない演技ができた。最高に気持ちよく滑れた。世界選手権前に今季の自己最高点を出せて自信につながる。

 ▼羽生結弦の話 初出場でSP3位に入れるとは思っていなかった。すべてを出し切れた満足感が大きい。海外の試合でこれだけ高得点が出て、来季へ自信になる。

 ▼小塚崇彦の話 本当に悔しい。(ミスの要因は)疲れじゃないかな。振り付けは変えて成功だった。世界選手権までに体になじませたい。(共同)

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