特別委、白鵬付け人聴取…横綱の再聴取も?

[ 2011年2月18日 06:00 ]

特別調査委による事情聴取を受けた、白鵬の付き人・光法(左)

 大相撲の八百長問題の全容解明を目指す特別調査委員会(伊藤滋座長=早大特命教授)が17日、横綱・白鵬(25=宮城野部屋)の付け人を務める三段目・光法(29=宮城野部屋)を事情聴取した。この日発売された週刊新潮で、白鵬の付け人が八百長の取りまとめ役をしているなどと報じられたばかり。今後の調査状況次第では、白鵬も再聴取される可能性が出てきた。

 特別調査委による追加調査は横綱の付け人・光法にまで及んだ。この日、都内ホテルで事情聴取を受けた光法は、午後6時すぎに所属の宮城野部屋にタクシーで帰宅。多くを語ることはなかったが、この日発売された「週刊新潮」で白鵬の付け人が八百長の取りまとめ役をしているなどと報じられたことについては「驚いています」とだけ話して部屋に戻った。

 光法が事情聴取を受けたことについて、師匠の宮城野親方は「(特別調査委から)聴取されたと聞いている。30~40分にわたって話を聴かれたようです」と明かした。しかし、どのような理由で聴取に呼ばれたかは「分からない」とした。光法は八百長への関与を否定したという。

 週刊新潮では白鵬自身の八百長疑惑も指摘されているが、宮城野親方は「ない」ときっぱり否定。だが、相撲協会関係者によると、特別調査委は今回の報道内容の確認のために光法を事情聴取したという。特別調査委の伊藤座長も文書で「事情聴取の必要性の判断材料は、これまでの事情聴取の結果だけに限定しておりません。新聞、週刊誌の報道なども基礎資料としております」と説明した。特別調査委はこれまでに八百長メールなどで疑惑をかけられている14人や、09年九州場所から今年初場所までに1度でも十両以上を経験した78人から事情聴取を行ったが、それ以外で聞き取り調査を受けたのは光法が初めてとみられる。

 現在6連覇中と圧倒的な強さを見せる一人横綱の付け人を務める三段目の現役力士が、特別調査委の聴取を受けたことによる影響は計り知れない。光法は八百長への関与を否定したが、今後の調査で新たな疑惑が浮上すれば、白鵬が再聴取される可能性もある。調査対象はさらに拡大していくことは必至で、特別調査委の今後の動向から目が離せなくなってきた。

 ≪風邪?で姿見せず≫白鵬はこの日、宮城野部屋に姿を現さなかった。関係者によると白鵬は風邪気味のため朝稽古を休み、部屋近隣の自宅で療養したという。9日には八百長について「ないってことしか言えない」と誤解を生むような発言をしたが、その日の夜に受けた特別調査委の聴取で「(八百長を)認めた力士がいるので、そうとしか言えない」というニュアンスであることを説明していた。

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