「とにかく優勝」と尾崎 ツルはハイペース予想

[ 2011年2月18日 17:42 ]

横浜国際女子マラソン招待選手の記者会見で、笑顔で手を振る尾崎好美(左から3人目)ら

 今夏の世界選手権(大邱=韓国)代表選考会を兼ねた横浜国際女子マラソン(20日・山下公園発着)の招待選手が18日、横浜市内で記者会見し、2009年世界選手権2位の尾崎好美(第一生命)は「とにかく優勝を目指している」と意気込んだ。

 前回は市内を3周するコースで行われたが、今回は2度の折り返しを含む新コースへ変更された。29歳の吉田香織(アミノバイタルAC)は「フラットなコースで走りやすい。2時間26分を切りたい」と目標を掲げた。

 トラックのかつての第一人者で38歳のデラルツ・ツル(エチオピア)は「天候が良ければ速いペースとなりそう」と予想。昨年の大阪国際2位のマリサ・バロス(ポルトガル)は「記録よりも勝つことを目指して走る」と語った。

 ▼尾崎好美の話 故障明けでマラソン練習はきつかった。苦しんで練習ができた分、自信はある。

 ▼藤田真弓の話 2時間26分を切ることが目標。3位以内を目指したい。

 ▼吉田香織の話 順位はそこまで考えていないが、30キロ以降で勝負したい。

 ▼中里麗美の話 いいトレーニングが積めた。苦しいところで粘りたい。

 ▼永尾薫の話 先頭集団にどこまで付いていけるか。自信と経験を付けたい。

 ▼泉有花の話 初マラソンだが、応援を力に変え、自分をアピールする場にしたい。

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2011年2月18日のニュース