答申では…理事と師匠の兼務禁止、親方株“売買”も×

[ 2011年2月18日 06:00 ]

 【独立委答申骨子】

 ◇理事の選出枠案として協会員から5~6人、法曹2人、学識、スポーツ経験者2人、職員1人。親方は理事と部屋の師匠を兼務できない。

 ◇理事長は力士出身者が望ましい。

 ◇評議員は元力士や元親方、学識経験者ら12人で構成。協会使用人(協会員)は評議員になれない。

  ◇年寄は一定期間の研修を経て、能力や適性に応じて各部署に配属。人事考課制度を導入。

 ◇年寄名跡の取得過程の明確化。後継者の推薦は認めるが金銭の授受は禁止。

 ◇協会の組織機構を再編成し、養成局、興行局、文化企画局、事務総局など設置。

 ◇相撲部屋数を(現在の50から)30程度に削減し、協会組織の一部として明確に規定。

 ◇幕下以下の力士は研修生扱い。15歳未満の入門を認可。

 ◇養成員(幕下以下力士)の育成期間制限の設置。

 ◇十両以上の力士は他のプロスポーツ選手を参考に協会と明確な契約を結ぶべき。

 ◇地方巡業は小規模な興行も検討、アマチュア競技者との交流を推進。

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2011年2月18日のニュース