帝京大VS東海大、史上9校目の初Vはどっちだ

[ 2010年1月10日 06:00 ]

 第46回ラグビー大学選手権決勝は、10日に国立競技場で帝京大と東海大が史上9校目の初優勝を懸け対戦する。

 創部40周年の帝京大は9日、東京・日野市内のグラウンドで最終調整。就任14年目の岩出雅之監督(51)は史上4人目となる選手と監督での制覇を狙う。日体大のフランカーとして活躍した岩出監督は第15回大会に優勝。過去に早大の大東和美氏(現鹿島アントラーズ社長)と清宮克幸氏(現サントリー監督)、法大の武村秀夫氏(現法大教授)が母校の選手と監督で優勝を経験しているが、違う大学では初めてとなる。同監督は「去年決勝でワセダに負けた悔しさを思い出せ」とメンバーを激励し、闘志を高めていた。

 <東海大、負傷の主力戻る!>日体大で岩出監督の後輩にあたる木村監督は「去年“来年は決勝でやろうな”とメールを頂いたので、対戦できるのはうれしい」と話した。強力FW同士の対戦だけに「ブレークダウンはポイントの一つ」と話すが、出場が心配された左上腕骨折のフランカー荒木主将、右太腿痛のNo・8マウの先発が決定。荒木は骨をプレートで固定しての強行出場となるが「FWで勝つ。倒れてもいいという覚悟で臨む」と気合を込めた。

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2010年1月10日のニュース