若手２人も選出へ　男子モーグル代表は４人か

　全日本スキー連盟（ＳＡＪ）フリースタイル部の高野弥寸志ヘッドコーチは９日、バンクーバー冬季五輪の男子モーグル代表について「できれば、四つの枠を全部使いたい」と現場の方針を示した。

　モーグルの五輪代表は９日までのワールドカップ（Ｗ杯）の結果を受け、１３日に発表される。年明けのＷ杯で尾崎快（早大）と遠藤尚（忍建設）は２戦続けて予選落ちし、ＳＡＪの「今季Ｗ杯で複数回決勝進出」の選考基準を満たせなかった。
　ただ、基準には「技術レベル、チーム力に将来性を加味して強化コーチが推薦した選手」との項目もある。尾崎が２２歳、遠藤が１９歳と若く、同コーチは「個人的には、将来を考えて五輪に出したい」と話した。