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川崎F・田中が新人賞 心に刺さった先輩・中村の言葉明かす「重みが違った」

[ 2019年12月8日 21:01 ]

<サッカー日本代表 釜山からJリーグアウォーズ中継>ベストヤングプレーヤー賞に輝いた田中碧が喜びを語る (撮影・大塚 徹)                                                                                                                                        
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 Jリーグの年間表彰式「2019Jリーグアウォーズ」が8日、東京都内のホテルで行われ、ベストヤングプレーヤー賞には川崎FのMF田中碧(21)が選ばれた。

 E―1選手権に日本代表として参加中のため、釜山の宿舎で取材対応した田中は「率直に評価してもらったのは凄く嬉しいし、またここから頑張ろうという気持ちになった」と受賞を喜んだ。

 Jリーグ24試合に出場して活躍した今季。「いい時も悪い時も試合に出させてもらって、たくさんのチームメートの皆さんがアドバイスをくれた。それが自分にとって大きな成長の糧になった」と振り返った。

 多くの助言の中でも最も心に刺さったのは、「試合に出始めてとんとん拍子に来ているとき」に先輩のMF中村から掛けてもらった、「謙虚な姿勢を忘れずに努力していかないといけない。そういう中で落ちていく選手をたくさん見てきた」という言葉だったという。

 「自分でも分かっているつもりではいるけど、いろいろなものを見てきた偉大な先輩に言われるのでは重みが違った。そういう気持ちを新たに持たないといけないなと改めて思った。そういうアドバイスがあったからこそここまで来られている」と感謝した。

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