【川本治 視点】横浜の攻撃的サッカー支えた守備陣

[ 2019年12月8日 05:30 ]

明治安田生命J1リーグ最終節   横浜3-0FC東京 ( 2019年12月7日    日産ス )

後半、ディフェンダーの間を縫うようにドリブルする仲川
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 攻撃的なサッカーと言われる横浜だが、そのスタイルを支えたのはGKと4バックだった。FC琉球から獲得した守護神の朴一圭(パクイルギュ)は、昨季途中に加入したセンターバックのチアゴ・マルチンスとともに正確なビルドアップも見せた。神戸から加入した左サイドバックのティーラトンは浦和に移籍した山中の穴をきっちり埋めた。守備陣の安定とともにチーム力が上がった。

 加えて選手一人一人がハードワークを惜しまない。ブレークした仲川は専大時代から速くてうまかったが、この日のFC東京戦でも見せたように、守備の際には自陣まで戻る。攻守の切り替えの速い横浜を象徴する存在だった。

 ポステコグルー監督の手腕も見逃せない。当時チーム得点王だったエジガル・ジュニオが夏に負傷離脱すると、システムを4―3―3から4―2―3―1に変更。マルコス・ジュニオールを左ワイドからトップ下に配置転換し、より攻撃に絡む回数を増やして活性化させた。適材適所の補強と起用。そして、スターはいないが、11人が自分の役割を全うしたことでリーグ制覇を果たした。 (元ジェフ市原強化部長)

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