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日本代表次期監督 人選は原専務理事に一任、方向性は継続

[ 2014年7月1日 19:08 ]

 日本サッカー協会は1日、東京都内で臨時技術委員会を開いてワールドカップ(W杯)ブラジル大会で1次リーグ敗退に終わった日本代表の活動を総括し、元メキシコ代表監督のハビエル・アギレ氏で一本化している次期監督の人選については原博実専務理事に一任することを確認した。

 記者会見した原専務理事は、ザッケローニ監督の下で主導権を握るサッカーを目指したこの4年間の方向性を今後も継続する考えを表明した。惨敗したW杯を踏まえ「うまくいかない時も展開に応じた戦い方ができるたくましさが必要」と課題を語った。

 次期監督候補の具体名は挙げなかったが「W杯など高い舞台での経験が豊富で、日本を高みに持っていける人を探したい」と人選の基準を説明した。今後本格化する交渉では、金銭面のほか2016年リオデジャネイロ五輪を目指すU―21(21歳以下)日本代表の手倉森誠監督をコーチに加えるなどの条件を提示する。

 2連覇が懸かるアジア・カップ(オーストラリア)が来年1月に控えており、9月上旬の国際親善試合は新体制で臨めるよう交渉を早期にまとめる意向を示した。

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2014年7月1日のニュース