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エニェアマ、好守連発も致命的ミス…史上初の8強入りならず

[ 2014年7月1日 03:53 ]

フランス戦再三の好セーブを見せたナイジェリア代表のエニェアマ(左)(AP)
Photo By スポニチ

W杯決勝トーナメント1回戦 ナイジェリア0―2フランス

(6月30日 ブラジリア)
 史上初の8強入りを狙ったナイジェリアだったが今大会も決勝トーナメントの1回戦で去ることなった。

 今回が3度目の挑戦となったナイジェリアは序盤から主導権を握り、低調なプレーを続ける相手DFエブラのいる右サイドから攻撃を仕掛け何度もチャンスを演出。しかし、DFバランとDFコシールニーの両CBにことごとくクロスをカットされ、決定機は作れなかった。

 “アフリカ最高GK”と呼声の高い守護神エニェアマは好セーブを連発。前半22分のMFポグバの強烈ボレーを防ぐと、後半25分のFWベンゼマとの1対1でも果敢に飛び出しゴールを死守。さらに9分後にはFWベンゼマのヘッドも弾き出し、チームをピンチを何度も救った。

 先制点を奪われた場面では中途半端な飛び出しで致命的なミスをしてしまいヒーローにはなれなかったが、存在感を存分に発揮。前評判通りのプレーを披露し、優勝候補の一角を最後まで苦しめ、華々しく散った。

 ▼ナイジェリア・ケシ監督 いい試合だったが、不運だった。ここで敗退するようなチームではないだけに残念。

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2014年7月1日のニュース