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ナイジェリア散る 好セーブ連発もGKエニェアマ痛恨ミス…

[ 2014年7月1日 05:30 ]

前半、激しく競り合うムサ(左)とドゥビュシー(AP)

W杯決勝トーナメント1回戦 ナイジェリア0―2フランス

(6月30日 ブラジリア)
 ナイジェリアにとって3度目の決勝トーナメント挑戦だったが、またも1回戦で敗れ、初の8強を逃した。

 フランス戦を前に不穏な空気が漂った。1次リーグを突破しボーナス増額と即時支払いを求めて選手が26日の練習をボイコットした。しかしジョナサン大統領が介入し問題は解決。試合に集中できる環境が整った。

 右腕骨折のババトゥンデに代わりモーゼスが入った以外は1次リーグ・アルゼンチン戦と同じ先発布陣。ケシ監督は「私は使いたい選手を使うことができる」と自信を持って送り出した。

 序盤は主導権を握った。前半44分にエメニケが強烈なミドルを放つなど何度も相手ゴールを脅かした。守ってはGKエニェアマが同22分にポグバの決定的シュートを阻止。後半25分にはベンゼマと1対1になったが、エニェアマがはじき最後はライン手前でモーゼスがクリア。守護神は同34分にもベンゼマの際どいヘディングシュートを止めた。後半9分にはボランチのオナジが左足首を痛めるアクシデントに見舞われながら交代出場のガブリエルが奮闘。フランスと互角に渡り合ったが最後に力尽きた。

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2014年7月1日のニュース