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ザッケローニ監督が出国 日本との別れ惜しむ 長谷部、内田見送る

[ 2014年7月1日 13:24 ]

見送りに訪れた内田(左)と抱き合うザッケローニ監督=1日午前、羽田空港

 退任を表明したサッカー日本代表のアルベルト・ザッケローニ監督が1日、イタリアに帰国するため、羽田空港から出国した。ジーンズ姿の監督は「この4年間は素晴らしい時間を過ごせた。すごく寂しい」と、4年間過ごした日本との別れを惜しんだ。

 ワールドカップ(W杯)ブラジル大会で1次リーグ敗退し、失意の帰国となったが「この2、3日の間でも国民が温かく声を掛けてくれた。私が与えたもの以上に本当に多くのことを与えてもらった」と、何度も感謝の言葉を口にした。

 空港には日本代表の長谷部誠主将と内田篤人が見送りに訪れた。内田にはイタリア語で「ありがとう」と声を掛けられ、笑顔で肩を組んだ。関係者と抱き合い、大きく手を振って出国ゲートをくぐった。

 今後については「素晴らしい4年間、素晴らしいチームの後で、すぐ次は考えられない。(指導者を)引退という選択肢もある」と語った。

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