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ザック監督 異例のラストメッセージ 長谷部主将のブログで「とても寂しい」

[ 2014年7月1日 16:28 ]

長谷部(左)の見送りを受けるザッケローニ監督

 ワールドカップ(W杯)ブラジル大会で1次リーグ敗退を喫したサッカー日本代表のアルベルト・ザッケローニ監督(61)が、異例な形で日本国民とサポーターに感謝のメッセージを残して母国イタリアに向けて旅立った。

 「親愛なる日本の皆様へ」と題し、「4年間応援ありがとうございました。日本を離れる事、とても寂しい気持ちでいます」で始まるザッケローニ監督のラストメッセージが発信されたのは、ザックジャパンで4年間キャプテンを務めたMF長谷部誠(30=ニュルンベルク)のブログ上でのこと。

 この日、離日するザッケローニ監督の見送りにDF内田篤人(26=シャルケ)とともに羽田空港に姿を見せた長谷部が、指揮官を見送った後に自身のブログを更新。「是非皆様に伝えて欲しいとメッセージを預かりました」として、ザッケローニ監督の言葉をつづった。

 「4年間応援ありがとうございました。日本を離れる事、とても寂しい気持ちでいます。この4年間沢山のサポーター、日本国民の皆様が私の事を受け入れてくれサポートしてくれたおかげで最高の時間を過ごすことが出来ました。私が与えた以上に皆さんが私に沢山のものを与えてくれたと思っています。4年間皆様に沢山力を頂きました。応援してくれた皆さんの事は永遠に私の心に留まり続けます。ありがとうございました」と日本のサポーターへ送る感謝のメッセージを信頼するキャプテンに託したザッケローニ監督。最後は「サヨナラ」と締めくくった。

 長谷部は改めてザッケローニ監督の帰国をブログで報告し、笑顔で並ぶ監督とキャプテンの2ショット写真を掲載。「今日から彼とは友人です。Grazie Zac-san!!」と親愛の情がにじむ言葉をつづった。

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2014年7月1日のニュース