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闘莉王“エース壊した”ドログバ右腕骨折

[ 2010年6月4日 22:30 ]

日本―コートジボワール 前半、闘莉王(左)と激しく交錯し、負傷退場となったコートジボワールのドログバ

 サッカーのワールドカップ(W杯)南アフリカ大会に出場するコートジボワール代表のエースFWドログバは4日、日本代表との強化試合で負傷し、前半途中で退いた。AP通信によると、右腕骨折と診断されてW杯出場が微妙となった。

 ドログバは前半15分すぎ、浮き球の奪い合いで闘莉王と接触。闘莉王が跳びげりのような格好でひざからドログバに突っ込み、ドログバは顔をしかめながら腕を押さえ、ピッチを後にした。闘莉王には警告が出された。
 エリクソン監督は「主将であるだけでなく、世界屈指の選手のひとり。本人もショックを受けているようだ」と話した。チームメートのK・トゥーレによると、ドログバは「W杯は終わった」と話したという。
 32歳のドログバは所属するイングランド・プレミアリーグのチェルシーで今季29ゴールで得点王に輝き、チームの4季ぶりの優勝に貢献した。(共同)

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2010年6月4日のニュース