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最後の強化試合も完敗…不安抱えW杯本番へ

[ 2010年6月4日 22:22 ]

 サッカーのワールドカップ南アフリカ大会に挑む日本代表は4日、スイスのシオンでコートジボワールと最後の強化試合に臨んだが、ほとんど見せ場もつくれないまま0―2で完敗。不安を抱えたまま本番に臨むことになった。

 試合は平日の昼間で、スタジアムは空席が目立ったが「ガンバレ、ニッポン」の声援がアルプスの山々に囲まれたスタンドに響いた。
 オウンゴールとフリーキックからの失点に、日本サポーターはあぜん。コートジボワール代表メンバーで、柏レイソルなどでも活躍したドゥンビア選手(22)の通訳をしていたという大学院生赤司智己さん(26)は「彼を応援していたけど、試合は日本に勝ってほしかった」とぽつり。
 森本貴幸選手(22)のユニホームを着てイタリアから駆けつけたというスポーツトレーナー東風徹さん(26)は「まだ本番まで時間がある。切り替えてほしい」と言葉を搾り出した。(共同)

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2010年6月4日のニュース