阿部&長谷部Wボランチで“ドログバ封じ”

[ 2010年6月4日 06:00 ]

ヘディングする阿部勇樹

 【W杯日本代表直前合宿】コートジボワール戦に、ダブルボランチの一角として先発することが濃厚な日本代表MF阿部勇樹(28=浦和)が“ドログバ封じ”を誓った。

 5月30日のイングランド戦で安定したプレーを見せ、一躍、W杯本大会の“レギュラー”に躍進。コートジボワールにはFWドログバ(チェルシー)がおり、同じ世界的ストライカーのFWエトオ(インテル・ミラノ)を擁するカメルーン戦に向けた絶好のシミュレーションとなるだけに「身体能力が高いと思うので、臨機応変に対応したい」と力を込めた。
 アフリカ勢との対戦経験は決して多くない。09年10月14日のトーゴ戦はベンチ外で、同9月9日のガーナ戦は後半ロスタイムからの出場。オシム政権下の07年にエジプト、カメルーン戦に先発しているが、3年近く対アフリカ勢から離れており、W杯直前にアフリカンパワーを肌で感じることは重要な意味を持つ。
 イングランド戦は4―1―4―1の新布陣の1ボランチでフル出場。ランパード(チェルシー)ら世界クラスの選手に決定的な仕事をさせず「世界と戦うイメージはできた」と手応えを得た。視察した前日本代表監督のオシム氏からも「阿部があんな良いプレーをしたのは記憶にない」と絶賛された。06年まで在籍した千葉時代からの恩師で、辛口で知られる名伯楽からお墨付きをもらったことは自信になった。
 コートジボワール戦の布陣は4―2―3―1で、長谷部とダブルボランチを組む。自陣でブロックをつくる守備的戦術は4―1―4―1と変わらず、闘莉王、中沢のセンターバックと3人でドログバに対応する。「どっちのシステムでもやることは大きく変わらない。バランスを考えてプレーしたい」。新戦術のキーマンがW杯前最後の親善試合で、いぶし銀のプレーを見せる。

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