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岡田監督決めた!W杯正GKは川島だ!

[ 2010年6月4日 06:00 ]

大久保嘉人(左目)と激しく競り合う川島永嗣(中央)

 W杯日本代表のGK川島永嗣(27)が、W杯南アフリカ大会で正GKを務めることが3日、明らかになった。岡田武史監督(53)が、W杯前最後の強化試合となる4日のコートジボワール戦(スイス・シオン)に先発出場するメンバーがそのままW杯の“レギュラー”となることを明言した。

 スーパーセーブを連発した5月30日のイングランド戦に続き2試合連続で先発出場する新守護神が、W杯本戦でも日本のゴールマウスの前に立ちはだかる。
 1試合で風向きを変えた。約半年ぶりの代表戦出場となったイングランド戦で好セーブを連発した川島が、ついにW杯の正GKの座をつかみ取った。コートジボワール戦の前日会見に臨んだ岡田監督は「コートジボワールはカメルーンに似ていて、シミュレーションになる。ある程度、カメルーンを想定したメンバーになるように、立ち上がりはいきたい」とコートジボワール戦の先発メンバーをそのまま14日のカメルーン戦の先発メンバーとする意向を明言。それは、W杯前最後の強化試合に2試合連続で先発出場する川島が、楢崎を抑えてW杯の正守護神となることを意味していた。
 岡田ジャパンは今年に入って、W杯出場国と4試合を戦ったが、2月の韓国戦など楢崎が守った3試合で8失点を喫していた。悪い流れを断ち切るために指揮官はイングランド戦で川島を抜てき。その川島はオウンゴールで2失点を喫したものの、ランパードのPKを止めるなどスーパーセーブを連発。見事に期待に応えたことで、驚きの正GK奪取を果たした。

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2010年6月4日のニュース