サンドウィッチマン激白「今でも大阪には苦手意識。本当にMBSのせいですよ」

[ 2023年12月17日 18:45 ]

「サンドウィッチマン」の伊達みきお(左)と富澤たけし
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 お笑いコンビ「サンドウィッチマン」が17日放送のMBSテレビのネタ番組「中川家&かまいたちのラブネタ2023」で、中川家の礼二(51)と対談した。

 07年、「M―1グランプリ」の敗者復活から勝ち上がって初めて決勝の舞台に立ち、そのまま優勝をかっさらっていったサンドウィッチマン。しかし、その3カ月前に出場したMBSテレビ「新世代漫才アワード」では2次予選40組の最下位だった。礼二と3人で当時のVTRを見た2人。不良高校生役の伊達みきお(49)を父親役の富澤たけし(49)が説教する漫才だが、伊達は「全然スベってますね。恥ずかしいな」と顔を赤らめ、富澤も「もっとウケてたと思ってたのに」と当時と印象が違った様子。礼二は「え?これから3カ月で、あそこまで仕上げたん?」と目を丸くさせた。

 デビューからしばらくはネタによってボケとツッコミも変幻自在だった2人。しかし、05年に日本テレビ「エンタの神様」へ出演した際にプロデューサーから「担当は決めたほうがいい」とアドバイスされた。伊達は「出演時が“ピザ宅配”のネタ。富澤がボケで、ぼくがツッコミだったから、それで分担するようになりました」と振り返った。

 そこから伊達は好きなツッコミ漫才師のネタを徹底的に研究する。「東京ダイナマイトのハチミツ二郎さん、アンタッチャブルの柴田さん、ブラマヨの小杉さん、アメリカザリガニの柳原さん、テンダラーの白川さん。この5人の“間”は特に研究しました」と明かした。

 その努力はまだまだ発展途上だったのか「漫才アワード」では最悪の結果に。しかし、すでにM―1にターゲットを絞っていた2人は「とにかく競技漫才で勝つために、4分間でどれだけボケを入れるかということばかり考えていた。噛んだり、ネタが飛んだりしたら取り返しがつかなくなる漫才だった」とブレることなくM―1へ向かい、悔しい結果をバネに頂点を極めることになった。

 とはいえ、最下位という屈辱の成績はトラウマとして残っており「今でも大阪には苦手意識があるんです」と2人。富澤は「嫌な思い出として忘れられない」と話し、伊達は「本当にこのMBSのせいですよ」とカメラの画面を指さしていた。

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