「ONE　PIECE」完全新作映像で再アニメ化決定　「ルフィの冒険を懐かしくも新しい感覚で」

新作アニメシリーズ「THE　ONE　PIECE」制作が発表された「ONE　PIECE」（C）尾田栄一郎／集英社・「THE　ONE　PIECE」製作委員会
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　テレビアニメ放送25周年を迎えた人気アニメ「ONE　PIECE」が、原作第1話から完全新作映像で再アニメ化されることが、17日に幕張メッセ（千葉市）で開催された「ジャンプフェスタ2024」で発表された。「THE　ONE　PIECE」と題する新アニメシリーズは、アニメ「進撃の巨人」「SPY×FAMIL」などを手がけたWIT　STUDIOが制作し、Netflix等が配信。公開時期は未定という。

　この日、ジャンプフェスタ2024の「ONE　PIECE」ステージには主人公のモンキー・D・ルフィ役の田中真弓ら麦わらの一味の声優陣が登場。テレビアニメ25周年の歩みなどを振り返った。そのステージの最後に公開された動画で再アニメ化が発表。動画のラストには、大海原を見渡すルフィとみられる人物が描かれた原画も公開された。

　新作アニメシリーズの製作委員会も公式サイトでコメントを発表。「本企画は、『ONE　PIECE』のアニメーションを、東の海編から、現代の映像として描き直していくプロジェクトです。25年を経て尚最大出力で前進するTVアニメシリーズとは別のラインで、今だからこそ可能な表現を突き詰め、ルフィの冒険を懐かしくも新しい感覚でお目にかけたいと考えています」と再アニメ化について説明。

　その上で「公開はまだまだ先ですし、完遂まではさらに時間がかかる長い長いプロジェクトではありますが、新しい仲間であるWIT　STUDIO、Netflixと力を合わせ、世界中のファンはもちろん、先の未来に『ONE　PIECE』に触れる世代にもお届けできるよう、”ALL　ONE　PIECE”チームで力を尽くして参ります」と意気込みをつづった。