「どうする家康」小山評定“ワイルド”山内一豊にネット驚き「大河史上最恐?」06年「功名が辻」主人公

[ 2023年11月6日 06:00 ]

大河ドラマ「どうする家康」第42話。「小山評定」。山内一豊(山丸親也・手前)は…(C)NHK
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 嵐の松本潤(40)が主演を務めるNHK大河ドラマ「どうする家康」(日曜後8・00)は5日、第42話が放送された。話題のシーンを振り返る。

 <※以下、ネタバレ有>

 「リーガル・ハイ」「コンフィデンスマンJP」シリーズなどの古沢良太氏がオリジナル脚本を手掛ける大河ドラマ62作目。弱小国・三河の主は、いかにして戦国の世を生き抜き、天下統一を成し遂げたのか。江戸幕府初代将軍を単独主役にした大河は1983年「徳川家康」以来、実に40年ぶり。令和版にアップデートした新たな家康像を描く。古沢氏は大河脚本初挑戦。松本は大河初主演となった。

 第42話は「天下分け目」。徳川家康(松本潤)が上杉征伐に向かう中、石田三成(中村七之助)挙兵の報が届く。「小山評定」。西国大名の多くが三成に付く中、家康は天下分け目の戦に臨むため、西へ戻ると宣言。徳川秀忠(森崎ウィン)に真田昌幸(佐藤浩市)攻略を託し、江戸に戻ると各国大名に応援を働き掛ける。一方、千代(古川琴音)とともに伏見城を守る鳥居元忠(音尾琢真)は三成の大軍に囲まれ、最期の時を迎える…という展開。

 「関ヶ原の戦い」(慶長5年、1600年)“前夜”、目まぐるしい調略戦が描かれた。

 真田信幸(吉村界人)が着陣。真田昌幸と真田信繁(日向亘)は信濃に引き返した。兄が徳川、父・弟が豊臣に付く、いわゆる「犬伏の別れ」。

 7月24日、小山評定。家康の熱弁に、戦国武将・山内一豊(山丸親也)も「内府殿とともに、この山内一豊、戦いまする!」。秀忠は初陣につき3万の兵を与えられ、本多正信(松山ケンイチ)榊原康政(小平太)(杉野遥亮)と信濃へ。真田制圧に向かった。

 井伊直政(板垣李光人)は福島正則(深水元基)らと東海道を西へ。結城秀康(岐洲匠)は上杉制圧に向かい、家康は江戸城に戻った。

 山内一豊は豊臣秀吉の天下獲りに尽力。小山評定においては率先して徳川方に従い、居城だった遠江・掛川城を差し出したとされる。司馬遼太郎氏の同名小説を原作とし、俳優の上川隆也が主演を務めた2006年の大河「功名が辻」の主人公。妻・千代(仲間由紀恵がダブル主演)の“内助の功”により出世した。

 今作は荒々しい印象。SNS上には「山内一豊が武闘派すぎる(笑)」「猛将感にビックリ」「大河史上、あんなバーサーカー(北欧神話の戦士)山内一豊、いました?」「史上最恐レベルに怖いバーサーカー山内一豊」「大河史上、一番おっかない山内一豊w」「小山評定で福島正則よりもワイルドな山内一豊、初めて見たw」「千代の尻に敷かれていた山内一豊が歴史の表舞台に名乗りを上げる小山評定と、千代の尻に敷かれていた鳥居元忠殿が歴史の表舞台から去る伏見城の戦いが対に。歴史の因果の描写に感心するばかり」などの声が上がった。

 次回は第43話「関ヶ原の戦い」(11月12日)が放送される。

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