辰巳ゆうと、真田ナオキ、新浜レオン 演歌界“令和の御三家” 目標は紅白歌合戦「生きのよさが魅力」

[ 2023年11月6日 05:30 ]

コンサートを行った(左から)真田ナオキ、辰巳ゆうと、新浜レオン
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 演歌界の若手世代を代表する辰巳ゆうと(25)、真田ナオキ(33)、新浜レオン(27)が5日、都内ホールでコンサートを行った。3人がコラボするのは初めてで、それぞれの代表曲など14曲を披露した。

 CS放送「チャンネル銀河」で放送中の番組「ゆうと王子の大冒険」と「ナオキとレオンの熱唱野球部」の合同ステージ。この日は演歌だけでなく、ZOOの「Choo Choo TRAIN」、嵐の「Love so sweet」などもカバー。1部と2部で計1000人のファンを沸かせた。

 若手演歌歌手の中でもズバぬけた人気を誇る3人。音楽関係者から「生きのよさが魅力。これからの演歌界をリードする存在」などと高評価を得ている。野球好きという共通点もあり、3人を「令和の御三家」として“箱推し”するファンも増えている。
 初の3人でのコラボステージを終えた新浜は「楽しかった」と充実の表情。真田も「これから2回、3回と続けていきたい」と前のめりだった。

 3人はここまで、大みそかのNHK紅白歌合戦出場を目標に活動してきた。毎年のように紅白を盛り上げてきた演歌界のスーパースター氷川きよし(46)は、昨年いっぱいで歌手活動を休止。そんな中で、氷川に続く存在として3人の出場を期待する演歌関係者は多い。

 辰巳は「互いに切磋琢磨(せっさたくま)しながら高みを目指して、3人で演歌界を盛り上げていきたい」と“共闘”を宣言した。紅白の出場歌手は今月中旬にも発表される見込み。紅白のステージを目指し、3人は歌い続ける。


 ≪60年代を席巻≫ 元祖「御三家」は、舟木一夫(78)、橋幸夫(80)、西郷輝彦さん。1960年代を中心に活躍した昭和歌謡界の3大若手スターで、当時の雑誌がつけたキャッチフレーズとして定着した。その後70年代になると、郷ひろみ(68)、野口五郎(67)、西城秀樹さんがトップ男性アイドル歌手として歌謡界を席巻。「新御三家」と呼ばれた。

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