安住紳一郎アナ　ジャニーズの10日の声明に「それぞれの責任を明確にしたということかも知れません」

TBSの安住紳一郎アナウンサー
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　TBSの安住紳一郎アナウンサー（50）が11日、メインキャスターを務める朝の情報番組「THE　TIME，」（月～金曜前5・20）に出演。ジャニーズ事務所の公式サイトが10日に更新され「NGリストの外部流出事案に関する事実調査」についての文書を掲載したことに関しコメントした。

　公式サイトでは（1）10月2日の記者会見の趣旨・目的、（2）10月2日記者会見に係る業務の一部をFTIに委託するに至った経緯、（3）FTIに対する複数の報道機関からのフィードバック、（4）9月30日の打合せ、（5）写真あり指名リストの作成及び共有経緯、（6）10月2日記者会見での実際の指名状況、といった観点から「NGリスト」が外部流出した件について5000字を超える長文で説明。

　今回発表した調査結果では、会見に持ち込まれた名前と顔写真入りの「NGリスト」は、会見当日の午前中、PR会社が事務所の了解をとらないまま独断で作成したものなどと説明し、あらためて関与を否定した。

　安住アナは「ホームページ上に掲載されている文章ということですが、結構長めのしっかりした文章で、読むと5、6分かかるんですが」と言い、「中に書かれていることとしましては、NGの意味については指名しないという意味であるということではなくて、NGというのはあくまで要注意であり、発言順序を留意する必要があるという意味だということが書かれていました。そして、もう1つは写真ありの指名リストは記者会見の直前に会場でFTIコンサルティング担当者にてジャニーズ事務所や弁護士の了解を取らないまま独断で作成し共有したものであると。なのでジャニーズ事務所も弁護士事務所も写真ありの指名リストの作成、共有などには一切関与していないということで、写真なしのものは打ち合わせの時に提示していたけれどということが書かれています」と発表内容を説明した。

　そのうえで「会見の主催者側であるジャニーズ事務所、それから弁護士事務所、さらにはFTIコンサルティング会社それぞれの責任を明確にしたということかも知れません」と自身の見解を述べた。

　安住アナは、前日10日の番組内で、ジャニーズ性加害問題に関し「マスコミの沈黙についてですが、先日ご覧のチャンネルでは報道特集や報道1930など、番組ごと、部署ごとの検証報告が番組等でありましたが、今後TBSとしては全社としてジャニーズ事務所との関係について、関係者のヒアリング調査を行っていくことが決まりました」と報告。「まとまり次第、皆様にお伝えできることになっています」としていた。