星野源 大事なものを失い気付く「恋」制作秘話「作曲をするときにとある団地に行って…」

[ 2023年10月11日 14:32 ]

星野源
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 歌手の星野源(42)が10日、パーソナリティーを務めるニッポン放送「星野源のオールナイトニッポン」(火曜深夜1・00)に出演。自身が手がけた、16年のTBSドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」の主題歌「恋」について明かした。

 星野は「久しぶりに大事なものを失っていたということに気付きまして。前もこういうことは1回あって、人間というものは大事なものを失っているときに気づかないものですね」「何年も気づかないで“そういえば”ってやっと気付くことができまして…それは何かっていうと『匂い』なんですよね」と話した。

 続けて「エッセイにも書いたことがあるんですけど『恋』って曲を作ったときにあまりに忙し過ぎて、あの頃は真田丸と逃げ恥を一緒に撮って、かつ『恋』って曲を制作をしつつエッセイもやってたし、ラジオもやっていたしマルチタスクできない人間なんですけど頑張ってやってたわけです」とした上で、「日々に忙殺されて季節感も忘れていくし」と当時を振り返った。

 さらに、「作曲をするときにとある団地に行って、道に迷い込んだみたいな。そしたら夕飯を作る匂いみたいなのがして、雨あがりの後とか匂いするじゃないですか。そういうのを思い出して人間に戻される感じがあって“この匂いを忘れていたわ”と思って。ラブソングなんだけど生活のラブソングを作ろうと思って、作ったのが恋って曲なんですよ」と明かし、「なので、歌い出しが『営みの街が暮れたら色めき』って仕事の人たちが仕事が終わってビルの明かりとかついてきて、家に帰っていくみたいなそういう街の生活の風景から始めようと思って恋って曲の歌い出しができたんですけど」と話した。

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