金子恵美氏　全銀システムで障害、復旧めど立たずに「システムの更新のタイミングも含めてさらに慎重に…」

金子恵美氏
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　元衆院議員の金子恵美氏（45）が11日、フジテレビの情報番組「めざまし8（エイト）」（月～金曜前8・00）に出演。銀行業界でつくる全国銀行資金決済ネットワーク（全銀ネット）が10日、銀行間の決済を担う全銀システムで障害が起きたと発表したことに言及した。

　10日午前8時半ごろから三菱UFJ銀行などシステムを利用する11の金融機関で他行との間の振り込みができなくなり、少なくとも140万件の取引に影響が出た。全銀ネットは11日、午前7時時点で復旧のめどが立っていないと発表した。

　影響を受けた金融機関は、三菱UFJ銀のほか、りそな銀、埼玉りそな銀、関西みらい銀、山口銀、北九州銀、三菱UFJ信託銀、日本カストディ銀、JPモルガン・チェース銀、もみじ銀と商工組合中央金庫。窓口やATM、インターネットバンキングのいずれでも振り込みができなくなった。この11行以外の他行からの振り込みも受けられない状態になり、影響範囲が広がった。障害は、金融機関と全銀システムをつなぐ「中継コンピューター」と呼ばれる機器の不具合が原因だという。

　金子氏は「お金は言うまでもなく生活の根幹で、そのお金が送金がシステムエラーで止まってしまったら本当に困りますよね」と言い、「銀行のシステムトラブルって結構、昔からあるような気がするんですけど、ただ今回は取引の多い日に重なったというのが不運かなと思うんですけど、この更新のタイミング、システムの更新のタイミングも含めてさらに慎重にこのアップデートというのを行ってほしいと思いますね」と自身の見解を述べた。