加藤綾菜 夫・加藤茶との結婚でバッシングも…耐え忍んだ日々「自分は変わってないつもりだけど」

[ 2023年10月7日 19:09 ]

ザ・ドリフターズの加藤茶(右)と綾菜夫人
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 「ザ・ドリフターズ」加藤茶(80)の妻でタレントの加藤綾菜(35)が、7日放送のTBS系「サンドウィッチマンの今日、けじめまSHOW」(後3・30)に出演し、出会いのエピソードを明かした。

 「今日が人生最後の日だったら、大事な人に何を伝えるか」をテーマに、出演者が大事な人に最後の一言、“結言”を送る番組。綾菜は夫婦で、加藤が未経験だという動物カフェを訪れた後、思い出の場所へ向かった。

 そこは東京・六本木の飲食店だった。当時21歳の大学生だった綾菜がアルバイトをしていた店で、ある日、客として訪れたのが加藤だった。

 綾菜はその時の様子を今でも覚えているという。「めっちゃかっこいいと思った。オーラがあって、入ってきた時に輝いていて」。加藤は当時、60代だったが、綾菜は「男性的な色気を感じて。大学内とかでも恋愛なく、干からびていた私がわーっとなって、すごく緊張してお茶を出したのを覚えてます」と、その雰囲気に圧倒されたという。

 加藤が食事を終えて帰ろうとした時、綾菜も想像しなかったことが。「コースターの裏に電話番号を書いたものを渡してくれた。“きた!”と思って」。帰宅後、落ち着いてから綾菜が電話をかけたといい、「1時間以上盛り上がったんです」と明かした。

 出会いから半年で交際をスタートし、2年後の2011年に結婚。45歳という年の差が大きな話題になった。お笑い界の大スターと、年の離れた一般女性との結婚には当時、世間から「遺産目当て」など心ないバッシングが起きた。綾菜は「もう嫌だってなった時に、“10年忍耐だよ”と言ってくれたじゃん」と、加藤から掛けられた言葉を思い返した。

 加藤はたびたび大病し、そのたびに綾菜が寄り添い、献身的な看護で命を救った。日々は過ぎ、バッシングをする人は徐々に減っていった。「10年たってみたら、道行く人に“頑張ってるね、綾菜ちゃん”って言われることが増えて。自分は変わってないつもりだけど、周りが声を掛けてくれる感じは変わって。そういうことなんじゃ、加トちゃんが言っとるのはと思って」と振り返った。

 収録の終わりに、綾菜は加藤にあるものを手渡した。店のコースターだった。14年前、電話番号を書いて渡してくれた、加藤への答え。「来世もまた一緒になろうね」というメッセージがしためられていた。加藤はほほ笑みながら、「俺が先死んでも、また探すから、あやを。探してまた一緒になろう」と、来世へのプロポーズを口にしていた。綾菜は目を真っ赤にしながらうなずいていた。

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