佐久間P 伝説の「隅田川花火」中継舞台裏明かす 「僕、中継車に乗ってたんです」まるで戦場、緊迫の現場

[ 2023年10月7日 14:39 ]

佐久間宣行氏
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 テレビプロデューサーの佐久間宣行氏(47)が7日、テレビ東京の「伊集院光&佐久間宣行の勝手にテレ東批評」(土曜前11・03)に出演。伝説となっている2013年の隅田川花火中継の舞台裏を明かした。

 同番組は、伊集院光と佐久間氏がテレビ東京の番組についてトークする特番がレギュラー化。7日が初回放送で、企画書をひもといたり、視聴者からの意見や苦情を紹介した。

 視聴者からのメールを取り上げ、トークは隅田川花火について展開。

 東京の夏の風物詩でもある隅田川花火は1978年の第1回からテレビ東京が独占中継している。「伝説の回」として有名な2013年は、放送開始直後からゲリラ豪雨に見舞われ、出演者がずぶ濡れになりながら中継。しかし、開始から約30分後の午後7時半すぎ、雷雨のため大会史上初の中止に。フリーアナウンサーの高橋真麻が暴風雨の中、ずぶ濡れになってレポートした「根性中継」も語り草となった。

 臨場感たっぷりの生中継は大きな反響を呼び、2007年以降最高の視聴率9・4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録した。

 テレビ東京時代に「ゴッドタン」など人気バラエティーを手掛け、21年に退社してフリーとなった佐久間氏は「僕、あれ中継車乗ってたんです。ディレクターと2人でメインの中継車に乗ってて」と、当時局員として中継に携わっていたという。

 「どんどん15台くらいあるカメラが死んでいくんですよ。1つずつ。雨で。『○カメ潰れます!』『あと8カメ潰れます!』って」とスタッフが大慌てしている様子を再現。

 「『佐久間さん、4カメもう無理かもしれません!』『4カメ離脱します!』みたいなこと言われながら、ブツっと消えていって…」とまるで戦場のようなリアルな舞台裏を明かした。これには伊集院も「破綻しかかってる生放送ってめちゃくちゃ面白いよね」とうなずいていた。

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