「どうする家康」お市の方も“戦国の女”兄・信長討ちを夫に“厳命”ネット喝采「惚れる」於大の方を彷彿

[ 2023年4月26日 17:30 ]

大河ドラマ「どうする家康」第15話。お市の方(北川景子)も覚悟を決め「兄を、織田信長を、何としても討ち取りなされ!」(C)NHK
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 嵐の松本潤(39)が主演を務めるNHK大河ドラマ「どうする家康」(日曜後8・00)は今月23日、第15話が放送された。話題のシーンを振り返る。

 <※以下、ネタバレ有>

 「リーガル・ハイ」「コンフィデンスマンJP」シリーズなどのヒット作を生み続ける古沢良太氏がオリジナル脚本を手掛ける大河ドラマ62作目。弱小国・三河の主は、いかにして戦国の世を生き抜き、天下統一を成し遂げたのか。江戸幕府初代将軍を単独主役にした大河は1983年「徳川家康」以来、実に40年ぶり。令和版にアップデートした新たな家康像を描く。古沢氏は大河脚本初挑戦。松本は大河初主演となる。

 第15話は「姉川でどうする!」。近江・姉川を挟み、浅井長政(大貫勇輔)との決戦が迫る中、先陣を務める徳川家康(松本潤)のもとに裏切りを呼び掛ける密書が届く。このまま織田信長(岡田准一)に従うべきか?家臣の中でも意見が分かれ、紛糾。そこへ織田軍から家康陣へ銃弾が撃ち込まれる…という展開。

 織田・徳川連合軍VS浅井・朝倉連合軍の「姉川の戦い」(元亀元年、1570年)が描かれた。

 義なき信長を裏切る長政は、妻・お市の方(北川景子)の小谷城の見張りを解き「織田家に戻りたければ、そうせよ。達者でな」と別れを告げた。

 織田・徳川軍は浅井・朝倉軍を撃破したものの、長政を取り逃がした。

 長政が城に戻ると、お市の姿。夫の信念に「兄は、一度裏切った者を、決して許しませぬ。こうなった上は、覚悟を決めました。兄を、織田信長を、何としても討ち取りなされ!」――。

 第3話(1月22日)、生き別れた息子・家康と再会した於大の方(松嶋菜々子)の「主君たる者、家臣と国のためならば己の妻や子ごとき平気で打ち捨てなされ!」を彷彿。SNS上には「それでこそ、戦国の女!(スタンディングオベーション)」「『どうする家康』のお市様は戦国武将だな。避けられない戦、しかも最強の武将である兄との戦いを選ぶ人なんだね」「芯の通った戦国の女すぎて、本当に登場する度に惚れるんだが」などと喝采の声。反響を呼んだ。

 家康は三河・岡崎から遠江・浜松へ居城を移した。武田信玄(阿部寛)との決戦が近づく。

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2023年4月26日のニュース