「少年忍者」川崎皇輝ドラマ単独初主演決定 「大役うれしい」

[ 2023年4月26日 05:00 ]

テレビ朝日で今年夏放送のスペシャルドラマ「拝啓、奇妙なお隣さま」で主演を務める少年忍者/ジャニーズJr.の川崎皇輝(右)と、ジャニーズJr.の大東立樹(左)
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 ジャニーズJr.のグループ「少年忍者」のリーダー川崎皇輝が、ドラマ単独初主演を果たす。テレビ朝日で今夏放送のスペシャルドラマ「拝啓、奇妙なお隣さま」で主人公に抜てきされた。「まさか自分が主演を務めるとは思っていなかったので驚きましたが、大役を任せていただけてうれしい。素敵なお話を壊さぬよう精一杯演じたので、ぜひ見届けてください」と話した。

 同作は昨年行われた「テレビ朝日シナリオ大賞」で、史上最年少の22歳で大賞を受賞した若杉栞南さんの作品。昏睡(こんすい)状態で入院した男子高校生が意識の中で、同じ病室に入院中の患者と会話を繰り広げる。命や家族をテーマにした物語が胸を打つ。一方、意識下で語り合う、という異色の設定。当時の審査員からは“映像化は困難”と評されていた。

 その難役に挑む川崎は、21年に舞台「ロミオとロザライン」で主演。高い演技力で多くのファンを魅了した。今回のドラマについて「命の大切さや生きていることに対して、演技をしながら深く考えさせられた。様々なことを感じると思いますが、きっと皆さまを明るく前向きにさせてくれる作品だと思います」と語った。

 共演は、同じくジャニーズJr.の大東立樹。川崎とは今回初共演。主人公の隣のベッドで眠る患者の息子役を務める。サッカーに打ち込む高校生という役どころで、撮影ではメークで“日焼け肌”に挑戦した。大東は「役名のあるドラマに初出演。涙を流すシーンが多くあり、正直難しさも感じましたが、同時に絶対に成功させたいという思いにもなりました。僕なりに全力で演じたので、楽しんで見ていただきたいです」と力を込めた。

 「テレビ朝日新人シナリオ大賞」応募時は2時間想定の作品だったが、放送にあたって1時間サイズの脚本にリライト。より濃密な作品として、視聴者に感動を届ける。

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2023年4月26日のニュース