元NHKアナ・山川静夫氏　昭和のライバル歌手の“歴史的場面”に立ち会い「嬉しかったですね」

元NHKアナウンサーの山川静夫氏（1999年撮影）
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　元NHKアナウンサーの山川静夫氏（90）が26日放送のテレビ朝日「徹子の部屋」（月～金曜後1・30）にゲスト出演。昭和のライバル歌手の“和解”を見守ったことを振り返った。

　番組司会の黒柳徹子から「三波春夫さんと村田英雄さんの時には気を遣ってんですって？」と話を振られた山川氏は「気を遣いました」とキッパリ。NHKの音楽番組「この人○○ショー」（1982～1986年）で2人が出演し、自身が司会を務めた日のことを振り返り、「三波さんと村田さんが一緒に出るという。これはまた大変で。どうしようかなと思いましたけど、まず村田さんが正面から歌って出てきて、2番は客席から三波さんが出てきて。舞台の上に上がって、2人が握手したんです。その時は嬉しかったですね。“ああこれで、三波、村田、この2人は仲良くなかったんだな”って思いましたよ」と懐かしんだ。

　山川氏は40年近く前の話を懐かしそうに話しながらも「こう、ことっていうのは日が経つごとに忘れちゃうんですよね」としみじみ。「それで忘れないうちに、日記に書いている」とし、なんと昭和46年から50年以上も日記を書き続けていることを明かし、「いろいろなことがあって、思い浮かべます。書いて忘れる、残して忘れるっていう、都合がいいですね。朝5時に起きて散歩して、朝ごはんの前にこれを確認です。それが46年からずっと、50冊あります。それはやっぱり僕の肥やしになってますね、仕事の」と話した。