デビュー30周年・市川由紀乃が伏見稲荷で新曲ヒット祈願 母からは「結婚しなさい」で、良縁祈願も

[ 2023年4月26日 15:07 ]

新曲「花わずらい」をリリースし、京都・伏見稲荷神社で新曲奉納、ヒット祈願をおこなった市川由紀乃
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 演歌歌手・市川由紀乃(47)が26日、新曲「花わずらい」をリリース。京都・伏見稲荷神社で新曲奉納とヒット祈願をおこなった。市川は「新曲を奉納できて幸せです。紅白(歌合戦)出場の夢を再び叶えたい。皆さんと喜びを分かち合いたい」と語った。

 93年にデビューしてちょうど30周年を迎えた市川。小雨降る伏見稲荷の本殿でヒット祈願、紅白出場祈願のご祈祷を受け、神楽殿では御神楽の舞を奉納。さらに外拝殿に上がり、新曲を歌唱奉納。機材トラブルで歌い直すアクシデントも「オマケです」と動じることはなかった。歌い終わると雨も上がっていた。

 市川と伏見稲荷は浅からぬ縁で結ばれている。母・松村栄子さん(78)が48年前に伏見稲荷を訪れ、「女の子がほしい」と願掛け。その甲斐あって市川が翌年誕生した。母・栄子さんは毎年のように参拝しているそうだ。市川は16年に伏見稲荷を訪れ、「心かさねて」を歌唱奉納。そのおかげでNHK紅白歌合戦に「心かさねて」で初出場。翌17年にもお礼の参拝で訪れて「人生一路」で連続出場を果たした。市川にとっては大事なパワースポット。伏見稲荷の最大の名所である千本鳥居に自身の「市川由紀乃」の鳥居を新しく建てた。新しい鳥居を前に「幸せ」と市川は何度もつぶやいていた。

 今年が30周年の節目の年。「新しい何かにチャレンジしたい」と新曲制作に自分の意見を伝えた。「サビのところを最初に持ってきてドラマチックに」と聴く人にインパクトを与えるのが狙い。作曲家の幸耕平氏と意見が一致。♪咲いて いろどり~のサビの部分が最初に来ることで「好き。大好きです」と市川も楽曲を気に入ったようだ。

 新曲「花わずらい」のヒットを祈願し、目指すは6年ぶり3度目の紅白歌合戦出場。さらに…。「母が一度ぐらいは結婚しなさいって。でも、今年を走りきってからという思いですね。ゴールテープを切れば、何かいいご縁が舞い込んでくるかな。薬指開けて、待ってます」とプライベートでの“夢”は来年以降に持ち越し、新曲にかける。

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