木村拓哉　榎並大二郎アナに「脱いでもらっていいですか？」　キャスター役リクエストされ

木村拓哉
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　俳優の木村拓哉（50）が10日、フジテレビ系「Live　News　イット！」（月～金曜後3・45）に生出演し、宮司愛海アナウンサーのリクエストに答えてニュースキャスターに“挑戦”した。

　この日初回が放送される月9ドラマ「風間公親―教場0―」（月曜後9・00）のPRのため出演。過去に2度特番として放送されヒットした「教場」シリーズの連ドラ化で、木村演じる警察学校の冷徹な教官・風間公親が、いかにして鬼教官となっていったかが描かれる。

　木村はこれまで数々の出演作で、ピアニストやレーシングドライバー、アイスホッケー選手、美容師、パイロットなど幅広い役柄を演じてきた。宮司アナから「たくさんの役を演じられてきたイメージですけど、ニュースキャスターの役ってやられたことありますか？」と問われると、「ないですよ」と返答。すると、宮司アナから「せっかくスタジオに来ていただいたので、ちょっとセットに座っていただくことはできますか？」とリクエストされた。

　ところが、木村はこの日、上はセーターのカジュアルなスタイル。「じゃあ、ちょっと着替えてきてもいいですか？」とスタジオから立ち去ろうとし、宮司アナを慌てさせた。さらに、榎並大二郎アナに歩み寄ると、「ちょっと（スーツを）裏で脱いでもらっていいですか？」と、セット裏へ連れ込もうとするいたずら心を見せ、スタジオを笑いに包んだ。

　榎並、宮司両アナに挟まれるようにキャスター席に座った木村は、ユーモアあふれる雰囲気からガラリ一変、キャスターになりきって話し始めた。「こんにちは、木村拓哉です。それではニュースをお伝えします。どうぞ…」。落ち着いた口調で視聴者に語りかける木村に、榎並アナは「速報です。木村拓哉さんがキャスターになりました」と喜んでいた。

　キャスター席に座った木村は「伝えるのも、踏ん張らないと伝えられないんじゃないかなというつらいニュース、悲しいニュースも発していかないといけないキャスターの皆さんの、一つの覚悟みたいなのはかっこいいなと思います」と、ニュースを伝える当事者の重みを実感した様子だった。