とよた真帆 意外な趣味は昨年他界した夫・青山真治さんがきっかけ「とってもためになってるっていう」

[ 2023年4月10日 16:07 ]

とよた真帆
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 女優のとよた真帆(55)が10日放送のテレビ朝日「徹子の部屋」(月~金曜後1・00)にゲスト出演。現在の趣味について語った。

 とよたは昨年3月に夫で映画監督の青山真治さん(享年57)を頸部(けいぶ)食道がんのため1年におよぶ闘病生活の末亡くしていた。

 この日は青山さんについて語るとともに、93歳の母と同居する現在の生活についても言及。司会の黒柳徹子が「意外な趣味がおありだとか。スナック通い」と話を振ると、とよたは笑いながら「そうなんです。これがまた青山がきっかけって言ったらあれなんですけど」と明かした。

 「10年以上前に、歌が大好きで。ある歌番組をおうちで見てたんですよ。青山はそこでパソコンで物書きをしていて。で私は何か作業しながら、春の歌の特集だったんです。で、桜の歌で。鼻歌で合わせてたんです」ととよた。「ところがちょっと本域を出さないといけない歌があって。本域で歌ったんですよ。そしたら青山がぴたっとパソコン止めて、“真帆歌えるの?”って言って。“歌えるかどうか分かんないけど、これぐらいは歌える”って言ったら地下の作業場から浅川マキさんのCDを持って来て、“これ歌えるか?”って言って」との出来事があったとした。

 「浅川マキさん好きだったので。『セント・ジェームス病院』っていうとっても暗めの曲があるんですけど、それをおんなじ音程で歌ったら、“僕はこれを歌える女優を探してたんだよ”って。“家にいたのかー”みたいな話で」との展開に。「じゃあカラオケ行ってあたしが歌えるかどうかやってみようっていうことで行ったら、“真帆、これはぜひ歌った方がいい”って言うことで、青山と作曲家、ギタリストの山田勳生(いさお)さんという方と“3人でアルバム作ろう”なんて言ってたんです。その矢先に青山が亡くなってしまったので。山田勳生さんと、土井敦さんという方と3人で“今度は青山の気持ちもくんで、アルバムを、昭和歌謡のアルバムを作ろう”って言って、今一生懸命作って」と説明した。

 黒柳が「今1人でスナックに通ったりして練習したりしてるの?」と尋ねると、とよたは「1人でも行きますし、お友達とも行きますし。その歌ということで、カラオケ好きな友達もどんどん増えて。行ってみんなの意見を聞いたり」と回答。「で、スナックが面白いのは近所のおじさまおばさまから若い人までいろんな方が来るんですね。20代から80代くらいまでの方と、和気あいあいとしながら曲の勉強もできるし、感想も聞けるしって言う感じで、とってもためになってるっていう」と楽しそうに話した。

 黒柳が「そのスナックに行くっていうのもご主人が残してくださったこと」と問うと、とよたは「そうですね。延長で。はい」と笑顔を見せた。


 

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