テレ東「家、ついて」SP一部内容を変更 演出担当が公務執行妨害の疑いで逮捕 現場DとしてVTR撮影

[ 2022年1月5日 15:55 ]

テレビ東京
Photo By スポニチ

 昨年12月30日に駆け付けた警察官に暴行を加えたとして、公務執行妨害の疑いで逮捕されたテレビ東京制作局の社員・古東風太郎容疑者(33)が演出を担当している人気バラエティー番組「家、ついて行ってイイですか?」(水曜後9・00)の5日放送の3時間半スペシャルについて、同局広報部は「一部内容を変更して放送します」と明らかにした。

 古東容疑者が現場ディレクターとして撮影したVTRが別のものに差し替わる。

 古東容疑者は以前は同番組の現場ディレクター。現在は演出を担当している。昨年末、自身のツイッターで「2021年最後の放送が無事終了。今年も駆け抜けた。2022年最初の放送は1/5(水)3時間半SPです。来年も宜しくお願いします。演出になってから殆どロケに行けてませんが、次回のSPには自分が撮ったVTRが3つ入っており不思議な感覚です」(削除済み)と告知していた。

 警視庁王子署によると、昨年12月30日午後10時半ごろ、タクシー運転手から「車内で酔っぱらいが寝ていて起きない」と110番があった。駆け付けた30代の男性署員が起こそうとしたところ、古東容疑者が暴れだし、現行犯逮捕。頭突きなどの暴行により、警察官は鼻を骨折した。

 逮捕容疑は北区の路上で署員に頭突きや足を蹴るなどの暴行を加えた疑い。

 同局は12月31日、「被害に遭われた警察官や関係者の皆様にお詫び申し上げるとともに、新型コロナウイルスに社会全体で対応している時に、社員がこのような事件を起こしたことを極めて遺憾に思います。警察などの調べを待ち、事実関係を確認して、厳正に対処してまいります」と発表し、謝罪した。

続きを表示

2022年1月5日のニュース