【紅白裏番組視聴率】テレ東「孤独のグルメ」大みそかSP最高6・1% 大健闘 5年目にして初の5%超え

[ 2022年1月5日 09:50 ]

俳優の松重豊
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 昨年大みそかに放送された俳優・松重豊(58)主演のテレビ東京ドラマ「孤独のグルメ2021大晦日スペシャル 激走!絶景絶品・年忘れロードムービー」(後10・00~11・30)の平均世帯視聴率が6・1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが5日、分かった。2017年にスタートした大みそか特番としては、19年の4・7%を1・4ポイント上回り、歴代最高を更新。例年通り「NHK紅白歌合戦」第2部(後9・00~11・45)と重なったが、大健闘した。

 大みそかSPは17年が4・6%、18年が4・0%、19年が4・7%、20年が4・1%。5年目にして初の5%超えとなった。

 同時間帯(後10・00~11・30)横並びも、テレビ朝日(「ザワつく!大晦日」「あざとく年越して何が悪いの」)に次ぐ民放2位。特にM3層(男性50~64歳)の支持を集めた。

 「週刊SPA!」で不定期連載された同名コミック(原作・久住昌之氏、作画・谷口ジロー氏)を映像化したグルメドキュメンタリードラマ。2012年に始まり、深夜枠ながら昨年7月期に「Season9」を迎えるなど、今や同局の看板ドラマ。輸入雑貨商を営み、商用のため様々な街を訪れる井之頭五郎(松重)が一人、ふと立ち寄った店で食事をする姿を描く。

 今回は12月29日、井之頭五郎(松重豊)は京都府伊根町で年内最後の商談。商談を終え、帰路に就こうとしたところ、東京へ届け物があると商談相手の舟屋の主人・蓑田康雄(小籔千豊)に相談されるが、それは何と車だった。押しの強さに渋々了承したが、古い車の上に狭くて運転しにくい。方向も分からぬまま一路東京を目指し、迷いたどり着いたのは兵庫県丹波篠山。空腹の五郎が一軒のお店に入ると…という展開だった。

 紅白と裏番組の視聴率は以下の通り(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。

 ▼NHK「第72回紅白歌合戦」=31・5%(個人23・4%)(後7・30~8・55)、34・4%(個人24・8%)(後9・00~11・45)

 ▼日本テレビ「笑って年越したい!笑う大晦日」=7・2%(個人5・1%)(後6・30~9・00)、5・6%(個人3・5%)(後9・00~深夜0・30)

 ▼テレビ朝日「ザワつく!大晦日 一茂良純ちさ子の会」=12・1%(個人7・7%)(後6・00~8・00)、9・3%(個人5・4%)(後8・00~11・00)

 ▼TBS「THE鬼タイジ大晦日決戦in鬼ヶ島」=3・9%(個人2・8%)(後7・40~11・45)

 ▼テレビ東京「第54回年忘れにっぽんの歌」=6・6%(個人3・7%)(後7・00~10・00)、「孤独のグルメ2021大晦日スペシャル 激走!絶景絶品・年忘れロードムービー」=6・1%(個人3・5%)(後10・00~11・30)

 ▼フジテレビ「大晦日はRIZIN」=5・5%(個人3・7%)(後7・00~8・00)、7・4%(個人4・6%)(後8・00~11・00)、4・3%(個人2・5%)(後11・00~11・45)

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