中村芝翫 不倫報道否定 女性の部屋に「薬をいっぱい持っている別の男性がいた」

[ 2022年1月1日 05:30 ]

不倫報道について記者の質問に答える中村芝翫(撮影・岸 良祐)
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 歌舞伎俳優・八代目中村芝翫(56)の新たな不倫疑惑に“新事実”が飛び出した。スポニチ本紙の直撃取材に芝翫自ら明かしたもので、不倫現場とされる京都のホテルの40代女性の部屋には「薬をいっぱい持っている別の男性がいた」と説明。部屋を訪れたのは「その男性から胃薬をもらうため」で、1カ月前に女優で妻の三田寛子(55)と30回目の結婚記念日を迎えた直後でもあり「本当にないんです」と不倫疑惑を何度も否定した。

 東京都内も強烈な寒波に襲われた年の瀬の昼下がり。柔らかな日差しに包まれた中、芝翫は記者を見つけると「寒い中、大変だね」と表情を少し崩しながら「不倫の記事は一部を切り取っただけで事実じゃないんですよ」と語り始めた。ニュースサイト「NEWSポストセブン」の不倫密会報道後、口を開いたのはこれが初めてだ。

 報道では、21年12月2~23日の京都・南座公演「吉例顔見世興行 東西合同大歌舞伎」中に宿泊したホテルで、熊田曜子似の40代美女と同じフロアに宿泊。1週間にわたり夜更けに女性の部屋を訪れ、逢瀬(おうせ)を重ねたとしている。

 これに対して芝翫は本紙取材に、この美女が同じフロアに宿泊し、その部屋を訪れた事実があることも認めた上で「本当に胃薬をもらいにいっただけなんです」と説明。「あっちの部屋にはいっぱい薬を持っている人がいたのでね。不倫とかそんなことはないんですよ」と、女性の部屋を訪れた目的を明らかにした。

 さらに「薬をいっぱい持っている人」について、記者が40代美女のことだと早合点していると「そうじゃなくて、薬を持っていたのは彼女じゃなくて男性の方です」と説明。まさか、女性の部屋に男性がいたとは思ってもみなかったので「2人は同じ部屋にいたんですか?」と確認すると「そう、そう」と何度もうなずいた。

 不倫現場とされた女性の部屋に、別なもう一人の男性がいたとなると“密会不倫”とは言い難くなる。ただ、この男性が何者であるかは言及しておらず「薬をいっぱい持っている人」という以外、詳しいことは分からない。ただ、ポストセブンの報道では芝翫と女性が連日ホテルの鉄板焼き店に繰り出した際、同席する知人男性がいたとしており、同一人物とみられる。

 取材の最後には記者に「良いお年をお迎えくださいね。ごめんね、寒い中。またね」と気遣う言葉もあった。芝翫は2日に初日を迎える東京・歌舞伎座の「寿 初春大歌舞伎」に出演予定。今回の不倫疑惑は昨年11月28日に結婚30周年の真珠婚式を迎えた直後に飛び出ただけに「しっかり払拭(ふっしょく)したい」(関係者)のが周囲の本音。舞台同様の歯切れの良い口上をぜひとも待ちたいところだ。

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