元日恒例「格付けチェック」番組Pが語る問題作りの舞台裏 浜田雅功の司会力に感謝

[ 2022年1月1日 11:00 ]

「芸能人格付けチェック!」北村誠之プロデューサーインタビュー(上)

「芸能人格付けチェック!2022お正月スペシャル」の司会を務めるダウンタウン・浜田雅功(C)ABCテレビ
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 1日午後5時から、ABCテレビ・テレビ朝日系で毎年恒例のバラエティー特番「芸能人格付けチェック!2022お正月スペシャル」が放送される。一流芸能人たちがチームを組んで「高級品」と「そうではないもの」を見分ける問題に挑戦し、正解数に応じてランク付けを行う。前身番組「人気者でいこう!」の1コーナーとして始まり、数多の芸能人を悩ませてきたが、北村誠之プロデューサー(36)は「決してだまそうと思って問題を作っているわけではありません」と信念を語った。

 元々は「ワイン好きな芸能人は本当に分かっているのか?」という疑問から誕生。選択肢にはワインソムリエやプロのオーケストラなどが協力している。「一流の方のおかげで番組が成立。設問で低価格のものやアマチュアなどと比較することが失礼にならないように徹底しています」(北村氏)。特に楽器演奏では音響など、正解チームと比較チームがともに平等になるように配慮。両楽団が全力で演奏できる環境の中で、本物を見分けられるのかどうかが問われている。

 お笑いコンビ「ダウンタウン」浜田雅功(58)の司会力も番組を支える。さまざまなチェックに挑み、1問間違えるごとにランクダウン。待遇も羊毛製の高級スリッパからスタートし、外し続ければ穴の開いた軍足になるなど雑な対応になっていく。“醜態”をさらす可能性もある中、多くのタレントが出演をOKする要因のとして、北村氏は「浜田さんの存在が大きいです」とかみしめた。

 「人気者でいこう!」で司会を務めた流れから、格付けでも進行を担う。どれだけひどい扱いをしても、「全ておいしく、笑いに変えてくれる。愛されているのは浜田さんのMC力のおかげです」と感謝する。大御所にも負けない精神の強さと、持ち前の切れ味鋭いツッコミで場を仕切る。視聴者、そして出演者も気持ちよく番組を楽しめる秘訣(ひけつ)につながっている。<下に続く>

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2022年1月1日のニュース