東貴博、父・東八郎さんの夢叶え春から大学へ…母の言葉に涙「泣けましたね」

[ 2021年3月31日 14:31 ]

タレントの東貴博
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 お笑いコンビ「Take2」の東貴博(51)が31日放送のテレビ朝日系「徹子の部屋」(月~金曜後1・00)にゲスト出演し、春から大学1年生になる喜びを語った。

 一念発起して大学受験に挑戦し、この春から駒沢大学に入学する。妻のタレント・安めぐみ(39)との間に誕生した愛娘も、この春に小学1年生になり、ダブルの喜びとなった。司会の黒柳徹子(87)から「お嬢さんも小学校1年生になったけど、あなた様も大学1年生になったって?本当なの?」と問われると、「本当に」と返答。「51歳ですけど、大学に憧れがありまして、今だったら行けるなと思って」と明かした。

 大学進学は、父でコメディアンの故・東八郎さんが生前、希望していたという。「僕は勉強が好きじゃなかったので、『何で?』みたいな感じで言ったら、『俺は小卒だからさ』って言われたんですね。そこでものすごい衝撃を受けて」。八郎さんは病気がちだった自身の母の世話や、家計を助けるため、中学に通うのをあきらめたという。その思いを聞いた東は、父の望み通り大学の付属高へ進んだ。

 しかし、進学に失敗して浪人生活中に、八郎さんが死去。きょうだいがまだ学生で、母も体調を崩して入院していたという状況から、「大学に行ける状況ではないな」と進学を断念した。父の葬儀で声を掛けてくれた萩本欽一(79)に弟子入りし、芸能界へと進んだ。

 それだけに、母は東の進学を「ビックリするくらい」喜んでいたという。「『パパがいなくなってから、あなたにどれだけ親孝行してもらったか』じゃないけど、『何回喜ばせてもらったか。今回の大学合格も、ママは本当にうれしい』と」。さらに、目を潤ませながら「泣けましたね。(母も)大学に行かせられなかったというのがあったみたいで」と続けた。

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2021年3月31日のニュース