元厚労相・舛添要一氏「この時期に言語道断だ」 厚労省職員23人の深夜会食をバッサリ

[ 2021年3月31日 16:15 ]

舛添要一氏
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 元厚労相で前東京都知事の舛添要一氏(72)が自身のツイッターを更新。厚労省の職員23人が東京・銀座の飲食店で深夜まで会食していた問題を、「この時期に言語道断」と斬り捨てた。

 会食は東京都が午後9時までの営業時間短縮を要請していた24日に、介護保険制度を担当する老健局老人保健課の送別会として行われ、課長を含む23人が出席した。

 舛添氏は30日夜、ツイッターに新規投稿。「厚労省老健局の職員23人の深夜の会食、この時期に言語道断だ」と指摘した。厚労相としての自らの経験に触れ、「厚生省と労働省の統合、事務官と技官の協力という課題に取り組んだ厚労大臣として、そのときの努力が水泡に帰したようで残念だ」とコメント。「『局あって省なし』、『医系・薬系技官の聖域』を打ち壊す努力を、私の後継の厚労大臣も継続すべきである」とも記した。

 厚労省は30日、自治体からの研修生3人を除く20人を処分。会を発案した課長は大臣官房付に事実上更迭し、減給の懲戒処分とした。田村憲久厚労相(56)も閣僚給与2カ月分を自主返納する。

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2021年3月31日のニュース