瑛人に続け…式根島の歌姫・宮川愛李 SNSからブレークの兆し、「コナン」エンディング曲に起用

[ 2021年1月11日 05:30 ]

東京・伊豆諸島の式根島出身の歌姫・宮川愛李。瑛人やYOASOBIに続いて、SNS発信からブレークの兆しを見せる
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 住民わずか約600人という東京・伊豆諸島の式根島出身の歌姫・宮川愛李(20)が、SNS発信でブレークの兆しを見せている。

 2017年からユーチューバーとして活躍していた兄でミュージシャンの宮川大聖(24)の動画にゲスト出演したことをきっかけに、10代の女性を中心に人気が拡大。とんとん拍子に自らも表舞台に立つことになり、19年4月には、デビュー前にもかかわらず、東京・マイナビBLITZ赤坂で聴衆1000人規模のワンマンライブを成功させた。

 現在ツイッターのフォロワー数は18万人超。新曲「Reboot」は今月から、日本テレビのアニメ「名探偵コナン」の新エンディング曲に起用された。

 島は都心から160キロ離れた海上。16歳から都心の高校に通っていたが、将来は故郷で国語教師になろうと考えていたといい「もう10年早く生まれていたら、こんな人生はありえなかったと思う。ワンマンライブをした後は、怒濤(どとう)のようです」とSNSの力に驚いている。

 魅力は、どんなジャンルも歌いこなす歌唱力。実家がビアガーデンを経営しており、BGMで流れていたサザンオールスターズや、米ファンクバンドのアース・ウィンド&ファイアーに子供の頃から親しんだ。「2000年生まれなので、田舎でもネットを駆使して音楽を聴き続けた」。

 前向きな人生観を、文学性豊かにつづる歌詞も若い女性を引きつける要素。「島の人たちが凄く温かく、家族のように接してもらった。それがポジティブさにつながっているのかな」と話した。

 若年層によるツイッターやTikTok発のブレークは音楽界で主流になりつつある。昨年は「香水」の瑛人(23)や男女2人組「YOASOBI」が、大みそかのNHK紅白歌合戦に出場するなどドリームをつかんだ。「私は、自分から発信するという力が強いわけではない。調子に乗りたくはない」としつつ「“みんなで笑い合いたい”という原点を忘れずに、ウケるものを自分で作り上げたい」と、次なるSNSの星を目指す。

 ◆宮川 愛李(みやかわ・あいり)2000年(平12)12月28日生まれ、東京都出身の20歳。19年6月にミニアルバム「スマホ映えの向こうの世界」でメジャーデビュー。3月3日に初のフルアルバム「Reboot」を発売。

 ▽式根島 面積3・67平方キロ、周囲約12キロの小さな島。都心から高速ジェット船で約2時間30分~3時間。島内に信号は1つ。島内には小、中学校が1つずつで高校はなく、進学の際は隣の新島にある高校に船で通うか都心に移住するかを選ぶ。島の南部に複数の温泉があり、海の透明度も高くダイビングに適していることから観光業が盛ん。漁業に適したリアス式海岸を生かし、豊富な海産物が取れる。

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