王将戦第1局 渡辺王将の封じ手は「5五歩」 2日目がスタート

[ 2021年1月11日 09:07 ]

<第70期王将戦第1局第2日>第2日目に挑む渡辺明王将(右)と永瀬拓矢王座(撮影・西尾 大助)
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 将棋の第70期王将戦7番勝負(スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催)第1局は11日、前日から行われている静岡県掛川市の掛川城二の丸茶室で再開された。

 午前8時40分、先に対局室入りしたのは1日目に続いて挑戦者の永瀬拓矢王座(28)。8分後に渡辺明王将(36)=名人、棋王との3冠=が着座した。1日目に渡辺が封じた77手目を立会人の森内俊之九段(50)が開封。封じ手は「5五歩」だった。過去5回の掛川対局で全戦全勝と自ら「相性の良さ」を語る渡辺に対し、自身初の2日制タイトル戦に挑む永瀬が“未経験の2日目”をどのように戦うかにも注目が集まる。

 持ち時間各8時間のうち、1日目の消費時間は先手の先手の渡辺が3時間38分、後手の永瀬が3時間42分。持ち時間は各8時間。副立会人は神谷広志八段(59)、記録係は伊藤匠四段(18)が務める。

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